鍼灸が何故効くのか?

2022/03/18

ご覧頂き有難うございます。はり灸整骨院ガーベラの坂本です。

 

今回は何故鍼灸治療が効くのかについてお話ししたいと思います。

 

先に結論を申し上げますと

・鍼やお灸でツボを刺激すると「正常な状態に戻らなきゃ」という反応が起きる

・体の中は複雑に繋がっていますが、ツボへの刺激が脳に伝わると全身に様々な良い反応が出るように促す事が出来る

 

という点が、鍼灸治療で体が良くなる仕組みです。以下は詳細です。

 

そもそも鍼灸治療とは鍼治療と灸治療を合わせた呼び方になります。

 

鍼治療は髪の毛と同じくらい非常に細い(一般的なサイズは0.2mm)金属の鍼をツボに刺す行為、灸治療はモグサの葉を加工した物をツボに使用する行為をいいます。

 

何故そんな事をするかというと、人間の体には「ホメオスターシス(恒常性)」という機能があり、刺激に対して、その部分を守ろうとしたり、落ち着かせよう(鎮静化)としたりする性質があります。

 

鍼灸治療はそういった体の機能を利用して、病気の治療や予防を行います。

 

特にツボを刺激した場合は、ツボに関係した筋肉・内臓・神経に信号が伝わり、効率良く体の変調を正常な状態に戻そうとします。

 

そして施術の目的にも2種類あり

・肩こり腰痛などの問題がある部分に直接施術する方法(標治)と、

・全身のコンディションを改善し根本解決を目指し施術する方法(本治)があります。

2つの方法を組み合わせて施術する方法「標本両治」といい、標本両治が理想的な施術になります。

 

当院も標本両治を行っておりますが、基本は本治→標治の順に施術しています。理由は「全身のコンディションが整えば、肩こり腰痛など問題がある部分も自然に解消される事が殆どだから」です。万が一、辛い部分が残ってしまった場合に標治を行います。例外としてギックリ腰等は少しでも早く痛みから楽になって頂きたいので標治→本治の順で行います。

 

つまり基本的に上手な先生ほど、肩こりや腰痛などの表面上辛い部分は最初に触らないという事です。

 

既に治療院に通院している方、治療院を探している方は、この事を覚えておくと、上手な先生に巡り合える確率がアップするかも知れませんwink

 

「鍼灸治療を試してみようかな?」とお考えの方は、流山おおたかの森駅より徒歩5分、柏駅より車で15分にあります当院に、是非一度ご相談下さい。

 

最後までお読み頂き有難うございます。皆様の心と体の健康を心よりお祈り申し上げます。