「姿勢が悪くなると、自律神経が乱れる」という嘘

2022/03/27

こんにちは!はり灸整骨院ガーベラの坂本です。

 

今回は、「姿勢が悪くなると自律神経が乱れる」という嘘を暴いていきたいと思います。

 

結論から先に申し上げますと

・キレイな姿勢を維持するのは自律神経系に所属する小脳の役割

小脳のルガロ細胞はセロトニンによって強力に調整される

 

となります。今回は詳細というほどの詳細でもありませんが、ご覧下さい。

 

姿勢の制御は小脳という部分でコントロールされています。この小脳の中にあるルガロ細胞という細胞がセロトニンによって、強力に制御されています。

 

このルガロ細胞を制御するセロトニンは

・精神安定や安心感が増す

・頭の働きを良くし、自律神経を正しく働かせる(脳は自律神経の司令塔)

ストレスを和らげ、イライラ不安を抑える(体内で自然に作られる精神安定剤)

睡眠の質を向上させ、脳の疲れを取る(睡眠ホルモン「メラトニン」の材料になる)

 

といった効果がありますが、セロトニンは精神的なストレスパソコン・スマホの使い過ぎにより、脳が疲れる事により減ってしまいます。

 

ですので順番的には

 

ストレス、パソコン・スマホの使い過ぎでセロトニンが減る自律神経の乱れと姿勢の悪化が起こる→肩こり、腰痛などの体調不良が起こる

 

という順番になります。ですので、幾らマッサージを受けても、整体を受けても、脳の疲れが取り切れなければ姿勢はすぐに悪くなりますし、肩こり腰痛がしっかり取れなければ痛みのストレスで脳が疲れます。

 

ですので、筋肉のコリや痛みとセロトニン不足に対し、同時にアプローチしてくれる治療院を選びましょう。

 

当院は筋肉のコリには鍼灸・整体で、セロトニン不足にはセロトニン活性療法で同時アプローチしています。

 

姿勢の悪さが気になる方は、流山市おおたかの森駅から徒歩5分、柏駅から車で15分の当院に是非ご相談下さい。

 

皆様も、正しい知識を付け、嘘に騙されないように気を付けましょう。

 

最後までご覧頂き有難うございます。皆様の心と体の健康を心よりお祈り申し上げます。

 

参考:小脳全体の活動を調整する神経回路の解明

https://www.hokudai.ac.jp/news/2020/11/post-759.html(北海道大学HPより引用)